- 10月12日
- オオミジンコを活き餌に育ててます
- 準備する物
- 飼育方法
- 種水から増やす
- 大きく育てるための毎日の作業
- オオミジンコは水質に敏感です。
- 生クロレラ
- ラムズは入れても入れなくても・・・
- 11月8日
- 2018/12/5
- 2019/08/18
10月12日
オオミジンコを活き餌に育ててます
部屋が暑くなりやすく夏越しが難しいので、夏は中止しますが、秋から翌年の梅雨明けまでのサイクルでほぼ毎年やってます。
ミジンコは普通、大きな容器でベランダ等で管理が良いとされますが、
何故か、ここの地域の蚊は11月まで活動し、マンションの上層まで上がってくる強健な蚊なので、ボウフラ対策で、室内での密閉ペットボトル飼育が中心です
(それに、夜中のエアレーションの音が苦手なんですよね・・・)
量的にはペットボトル一本で取れるオオミジンコは、少ないです、
ミジンコの収穫量は水量に比例します
2リットルのペットボトル一本では
実際濾して収穫してみると、小さじ1/4~1/6ぐらいの量で少ないと感じるのですが、アベニーパファ3匹がお腹パンパンで丸々太るので効果は有りかと・・・
30~60㎝水槽で、ブラインシュリンプだと食べきれなく水を汚すなどの時に良いかな?と思います。
ちなみに、我が家では
ペットボトル一本の収穫量は
1日で
アベニーパファ3匹 朝夕2回
メダカ2匹 朝1回
ピグミーグラミー幼魚20匹 夕1回(おやつ)
の、3個のミニ水槽に与える感じの量です。
(解りにくい😅)
まあ
沢山ミジンコを収穫したい時は、
ミジンコの収穫量は水量に比例すると考えて、ベランダや庭で大量飼育を紹介しているサイトを探してみてください。
メダカ専門のサイトとかだと解り安いです。
ここでは室内で少量を持続的に収穫する方法を紹介します
参考になれば良いのですが
準備する物
種水
オオミジンコ繁殖可能サイズ10匹ぐらいが生きてるもの
餌
・生クロレラ水(もしくは濃縮クロレラ)(後に追記)
・ゾウリムシ水 (後に追記)PSBでも可
ペットボトル飼育だと圧倒的に生クロレラが安定してます。餌としてもですが、飼育水にバイコムなどバクテリアを加える事でクロレラの浄化力も働き飼育水の維持が楽になりました。
飼育水
・オオミジンコに合った水(後に追記)
(無いときは国産のミネラルウォーター)
・バイコム等を少量、もしくはオオミジンコに合う水で、バクテリアが出来てる水槽の水を混ぜる(バクテリアの効果で維持しやすくなります)
・2022年ぐらいから
高除去の浄水に
適量の 濃縮クロレラ+ゾウリムシ+PSB の配合で飼育水を作っています
ゾウリムシがPSBを使うとソレを餌に短期で爆増します、もちろん爆増だと餌のPSBもすぐ食い尽くされますが、毎日この配合で追加していくので問題なさそうです
オオミジンコやタイリクミジンコはPSBのバクテリアより少し大き目のゾウリムシを好むのかな?
この配合で餌として濃いめの溶液を作るのも有りです
掃除役
ラムズ1~2匹
飼育容器
・ペットボトル
お茶等2リットルの四角いタイプ
・もしくは3~5リットルの大きめの容器
(水深が浅く、空気の接地面の多く、光が通る物)
場所
・昼間明るい所
飼育にはある程度の「光」があった方が良いです
が、ペットボトルの時や密閉時の、直射日光は厳禁。
※日光に当てたい時は、ペットボトルを使わず大きめ容器で蓋無しで風通しを良くして当てて下さい
温度
特に定まってないですし、室内飼育だと安定してるのであまり気にしませんが、低すぎると繁殖が鈍くなり、熱すぎると、水質の悪化で一気に全滅します。
飼育方法
種水から増やす
1、飼育水+種水を250ccぐらいに調整しペットボトルに入れます
2、生クロレラを少しずつ入れて、薄い緑茶色にします。
3、ゾウリムシ水を10cc~50ccで適当に(培養濃度で調整)投入、キャップを閉める
4、日光は避けて室内の明るめの場所に、横に倒して二日様子を見ます
5、1~2日で、稚ミジンコがワラワラ増えてたら成功、
ミジンコは、餌が少なめだと、危機感から子を多く生みます。まず、繁殖可能なサイズのミジンコを薄目のクロレラの飼育水で1~2日飼育し、子を放出させ匹数を増やします。(薄すぎも休眠卵を作ってしまうので程良い濃さを保って下さい)
このままでも活き餌には出来ますが・・・
出来ればボリュームのある栄養満点の活き餌になって欲しいので
ここから、しっかり栄養を取らせ自家繁殖出来るぐらいまで大きくしていきます
大きく育てるための毎日の作業
毎朝
①新しい飼育水と生クロレラを合わせて緑茶色の「クロレラ入り飼育水」を作る
② ①を200~250ccぐらいを飼育容器に足して薄い緑茶色に濁らせます
飼育状態で濃淡を調整します
稚ミジンコの時は水深は1~5㎝と浅い方が上手く育ちます。
④ペットボトルは明るい場所に
蓋をして密閉、横に寝かし水深を浅目にし、空気との接地面を大きく取ります。
翌日
薄い茶色の透明度のある水になっているぐらいがベスト
⑤クロレラ入り飼育水を毎日一定量足していくことで、繁殖成長と共に水量が増えていきます。
5日目以降は水量が増えてくるので
空気層が少ないときは、飼育水を半分捨てて新しいクロレラ飼育水を足しながら調整します。飼育水を捨てる時は紙のコーヒーフィルターで濾すと稚ミジを流さずキャッチ出来ますのでスポイトで吸って戻して下さい。
1~4日はペットボトルで稚ミジンコを増やし、5~8日は大きなタッパーケースで大きく育てるのも良いですよ
⑥飼育水が緑に濁ったままだと成長や繁殖が上手くいっていない可能があります。
水が汚れている可能性を考えて。1日クロレラを与えるのを控えるか、飼育水を、半分新しい水に換えて調整します。(それでもダメな時が有るので、飼育は必ず複数に分けて!)
⑦ペットボトルだとその水量から
1週間~8日で1サイクルです。
飼育水の茶色が濃くなっていると思います。
飼育水が古くなっているということなので、ミジンコを収穫し、リセット。
収穫したミジンコから活きの良い大きめミジンコを選び種ミジンコにし、種水から再スタートしてください。
また、一週間以上の長期の飼育は数をかなり減らし、飼育水を換えてたらこのままでもできますが、水量を増やして、小型水槽又はバケツ等で環境を整えて管理した方がたぶん楽です。オオミジンコは長い時には1ヶ月ほど生きます。お子さんとの自由研究の時は小型水槽をメインにペットボトルをサブで使うのがオススメ。
注意点
ミジンコは水のバランスが崩れたら、全滅までが早く発見時すでに全滅と言うことも多いです。複数の容器で管理し、全滅を回避するようにしています。
ミジンコの状態を見るバロメーターの一つに「卵」があります。
ミジンコが「耐久卵」や「休眠卵」を作っているときは季節もありますが、温度や水質が悪かったり、餌が極端に少ない飢餓感から、ミジンコが危機を感じ取り繁殖方法を卵に切り替えているときです。餌・水質・環境全般的に見直します。
オオミジンコは水質に敏感です。
我が家で
一番面倒だったのが「水」でした
水道水に単純に置き水や中和剤でカルキ抜きで増えはしますが、
自家繁殖出来るぐらいまで成長させる維持ができなかったのです。
中和剤入れた水がダメなのはしょうがない、なら数日置いた置き水なら・・・ダメでした。
塩素の問題じゃなさそうなのですよね
あまりに
上手くいかないので、国産のミネラルウォーターを使うと上手く行く。
軟水かな?って感じの国産の物が良かった。
もしかしたら精製水とかでも上手く行くのかもしれません。
今は
蛇口に着ける簡易な家庭用浄水器の水ですが、13項目除去の高除去タイプのものです、
即効性は無いけど生態系上、阻害する何かが入ってる・・・いやー考えたら怖いw
我が家は一応地方都市なので水道水の混ざり物は多いと言うことなのかな?と考えています。
(最近、市の水道局の公報で老朽化した配管から微妙の金属が溶けてるかも?気を付けてください。って記事があったのでそれかな?)
ネットのブログ記事を拝見していくと、それなりに水には苦労されるようですが、そのまま水道水で上手く行く人も多いので、水道水事情は地域によりかなり違うのでしょうね。
コレ以降、水槽も浄水器を通したこの水ですが、アクア専用の浄水器の方がコスパが良いので、この先、水槽を大きな物に変えたり、増やしたりしたときは、アクア専用の浄水器に切り替えようかな?と、検討中です。
水って、大切だ!
生クロレラ
今はもう育ててません
ある年を境に、培養が全く上手くいかなくなりました
流通してるクロレラの株がまるっきり違うんだと思います
研究用の株なら上手くいくのかもしれませんが、
まあ濃縮クロレラが手に入りやすくなったので
本当に増えたか微妙な不安定なクロレラらしき物を育ててもあれですし。かろうじて顕微鏡で確認できるかどうか?って感じですし
(*≧∀≦*)
クロレラ育てるよりミドリムシ育てたほうが楽しいです
ハッキリ言って、濃縮クロレラが有れば培養の必要は無いし、質も確率も良いです!。
し、
それに
長く培養すると、他の雑菌も入り込み単なる青水化し、ミジンコの飼育水が傷みやすくなるので、
結局
新しいクロレラを購入するという…
なので正直もう役に立ちそうも無いですが
一応私の培養のやり方です
(エアレーション苦手な方は参考になるかな?)
設備
カラーライト2灯式+植物育成用LEDテープ
(涼しい~寒い季節なら直射日光可)
2L角ペットボトル2~4本
(一本ならカラーライトだけ)
材料
クロレラの種水…適量
(生か自家培養)(最近濃縮では上手く行かない事があります、多分「株」が自家繁殖が難しい物があるのではと…研究や学習用の株をてに入れできたら良いのかもですね…)
カルキ抜いた水
(浄水器を通した水道水等)
液肥(ハイポネックス野菜用有機入り)
有れば、CO2
肥料が消化されず残ると飼育水が痛んだり原因不明にミジンコが減る事が多かったので、液肥の濃度は薄目の、所謂1000倍液、500倍液で培養をスタートする方が無難です慣れたら濃度を上げていきます
①水と液肥で
肥料濃度が1000倍~500倍になるよう培養液を作ります。
メーカーにより濃度が若干違うので説明を良く読んでください、一般的に植物に使う濃度がハイポネックスなら1000倍500倍が標準ですがメーカーにより800倍400倍など微妙に変わります
水1700cc
+野菜用液肥
(1000倍なら1.7cc、500倍なら3.4cc)
ペットボトルで合わせます
②種水のクロレラを、薄い薄い緑茶色になるよう適量をいれます。
③一応植物?(藻です)なので
ここで、一般的には
蓋をせず立てた状態でエアレーションをして、ライトを24時間当てて光合成して培養
とうい手順かと思いますが
繰り返しますが夜中のブクブク音嫌いなんです(笑
そして、夜は暗くしたいんです(笑
なのでたまたま安売りに遭遇し、テトラのCO2ボンベ?を大量に購入出来たので。CO2を吹き込み、キャップを閉めて密閉し良く降って混ぜとかしています。
↓これ使ってます、
4~7リットルの小型水槽では大活躍
④毎朝じゃぶじゃぶ降って刺激してからキャップを開けて空気抜き、(しっかり光合成してたらペットボトルがパンと張って酸素満杯)
⑤CO2吹き込みして密閉し、しっかりガショガショ降ってCO2を溶け込ませ(CO2が溶け込んだらペットボトルが少し凹みます)
という空気の入れ換えをすれば、ペットボトル内だけでできるので、私のようなエアレーションの音が苦手な方には良いかも
(無いときは人の息でも充分かな?と、出来上がりに少し時間がかかりますが出来ますよ)
⑥照明は9~12時間点灯。
植物の育成と兼ねて使ってます。
だいたい5日~1週間ほどで出来上がります(CO2無しの時は1週間~2週間ほど)
⑦色の濃さが日に日に濃くなるのですが、濃さが濃い緑で変わらなくなったら出来上がりです。(肥料濃度で緑の濃さは変わります)濃いのを作りたかったら、追肥してまた数日かけて肥料を消化させて下さい。
⑧一応+1日置いて様子を見てください
肥料分が残ったらミジンコの飼育水を傷めます。色の濃さでしか判断できませんが・・・頑張ってください(^_^;)
⑨冷蔵庫の野菜室で一週間ほど保存可。
クロレラが沈殿したら期限切れで再生も難しいので、2~3本をローテーションで培養する事をオススメ
注意:
もし沈殿したクロレラを使うなどして培養した場合。初日は撹拌されて緑色してたものが、翌日薄いクリーム色に濁ったり、透明でもクロレラが沈殿したりします。それでも2~3日後には緑色になったりするのですが、クロレラが再生した可能性と、雑菌と藻類が入り込み「ただの青水」になった2つの可能が有ります。青水でもミジンコは育ちますが、飼育水が傷みやすいので密閉型のペットボトル飼育ではあまりオススメしません。
追記
実は、テトラのCO2ボンベの無いときは
昼間は窓辺に置き
発酵式を作りペットボトルにチューブを突っ込んでCO2ブクブク添加して置いてました。エアレーションより幾らか静かだし。コレでも培養期間をかなり短縮出来ます
ゾウリムシ
ゾウリムシは、わかもと(1/2~1錠)と
ミネラルウォーター。2Lペットボトルで毎日空気入れ換え&シェイクで培養してます
家の水道水がどう頑張っても会わなかったんですよね・・・
ラムズは入れても入れなくても・・・
まあスネールですから、活き餌のミジンコと一緒に稚貝が混入します。ラムズを二種以上を隔離飼いしてるときは慎重に考えた方が良いです。
ですが、管理が楽になります
ミジンコやクロレラの死骸が腐敗して水を汚すので、毎日取り出した方が良いのですが、スポイトで吸おうとしても舞うので掃除が大変。ラムズに手伝ってもらうと全部まとまって糞になるので楽です。入れすぎないよう2匹程度が良いです。
ちなみにタニシだと・・・クロレラを凄い勢いで浄化してしまうので・・・
ミジンコの餌が無くなりますw
他にも、
入れて見た目に上向いたのが
珊瑚の欠片です。seriaとか100均で売っているもので良いので漂白されてなさそうなナチュラル色の物が良いです
水の酸化抑えるとかそんな感じ?ミネラル分の補給とか?
良く解らないですが、何か良かった
今は使ってないですけど
11月8日
今日の作業は
オオミジンコの冬支度
そろそろ霜が降りるとか言うので、
8日サイクルの内4日をベランダで日光に当てて育てたのを、場所を植物育成用に準備した棚に移します
一番大きい子を撮影、たぶん1ヶ月近い子
みんな好きだけど、アベニーとメダカの為の活餌です
普段はここまで大きくせずに程よいサイズで活き餌になりますが、
種水用に数回生き延びた辺りから巨大化wどこまでデカくなるか興味で更に見逃してみた。たぶんコレが本来の姿。こんなのウゾウゾ水槽にいたら・・・可愛いじゃないか!って思うのは私だけ?
ちなみに撮影後も元気に泳いでます
つおい!
2018/12/5
冬場のミジンコ&クロレラ培養棚
右側がミジ・クロ共に今日仕込んだもの
ミジンコは毎日200~300ccのクロレラと飼育水を混ぜたものを追加して行くので成長繁殖と共に水量が増えますので右から左へ水量が増えています
ミジンコは5日目からケースに移して水量を増やすようにしました。
ケースだと暖かい晴れた日に外で日光に当てできるし
何より、ピグミーグラミー達が大食間過ぎて水が汚れるので、活き餌をミジンコonlyで行くことに・・・供給が追い付かない(-_-;)
蓋を加工してもちょい明るくしないと
クロレラは 植物育成LEDテープの照明をアルミフレームに仕込んで試し中。
今日仕込んだものと色の違いが解ると思いますが
育成LEDのせいか、クロレラの培養が格段に早くなった(-_-;)完成直前の濃度です
たぶん私は実家の影響もあってハイポネックス信者
クロレラの培養には数年前に購入したコレ使ってるんですけど
(一本で数年持つから…)
原液より薄くて有機も入るので
肥料が残ってミジンコに悪影響って事故が少ないです
通常の液肥原液はだいたい6-10-5ですが、コレはリンが半分の5-5-5